2022年10月16日日曜日

キャデラックテンパータイヤ用のスペーサー作成

先日確認したキャデラック用のテンパータイヤですが、装着の際に『ハブリングにはめて乗せておく』事ができない為、ちょっと面倒くさいなと思ってました。
まー、それでも使用頻度からしたらどーでもいいっちゃ、いいんですが。
それでもやっぱり、テンパータイヤに交換するって時は、緊急事態なので、なるべく楽にできる方が良いなと。
で、ちょうど良いものを探してたわけですが、オクにて加工ベースとしておいしいものがあったのでポチり。
PCD120 M14 38mm厚 ハブリング66.9mmに対応のワイトレ。
カマロ用とかなんとか。
アルミといえど、スタッドボルトとこの厚さで結構な重さ。ま、こんなんは付けてもいいこと1つもないので、自分はこのモノ本来の使い方はしませんけどね😆。38mmのワイトレとか…ゴミでしょ🤫。あくまでも主観ですが、入れても15mmくらいまでかなと。それを超えるなら、ちゃんとホイールで合わせましょ👍。
ま、うんなこたぁどーでもいいのでとっとと削りましょぅ😉
まずは邪魔なスタッドボルトを抜きます。
まぁーーー、ガァーッツリはまっているので、しっかり衝撃を加えられるベースとデカハンマー(めちゃ使い古しでもオケ😅)が必要です。過去に手配した30mmの鉄板も役に立ったなと。
カッキンカッキン言わせて全部抜きました。
で、削っていくわけですが…
ミニ旋盤は非力なので、厚みを落としていくだけで大変。土曜に削りきれず日曜も引き続き作業しました。厚みを13.5mm程度まで落とし、ハブリングのはめ込み部をBMWのそれに合わせ、少し緩めでΦ72.6〜7mm程度に。深さは11.5mm程度に仕上げ。ハブリング部のザグリは、先端Rのバイトを使いました。いいバイトはいい仕事してくれました。
あと、そうそう、問題になったのが…最大外径。ワイトレなのでソケットが入るためのザグリが大きく、ただのスペーサーよりも外径がデカくなってるわけです。これは外径160mmくらいあったかな。作業する前から懸念点ではあったわけですが…。
やはり不安は的中し、旋盤のベッドに干渉し、そのままではチャックに咥えることが出来ませんでした。
なので…絶対やっちゃイケナイであろうことをやっちまって対応しました🤣。
そう、ベッドを削る!
保管時に重さを掛けないとかって言うほど気を使わなきゃいけないような大事な部分ではありますが。ま、イイッショ、どうせそれほど精度も高くないミニ旋盤だし、そんな簡単には大きく歪んだりはしないだろしさ😚。ギリギリ端っこも残してテーブルの可動も一応確保できてるし(あまり使わない領域だし)ね。
で、無事に完成したのがこちら!↓。
実際にはめて確認する気もないし、再加工もする気はないので、各箇所絶対にハマるサイズ感で作成。今度適当な時に確認すると思うが、きっと問題ないでしょう👍。
表は特に加工なし。
いやぁ~軽くなった軽くなった。
ソケット逃げの穴がいい感じに軽量化の役割もはたしてくれている😊。
ちなみに精度については…
中華製のヤッスイスペーサーよりは確実に良いです。芯出しはしっかりしたし、1番気になる平行度については、どこを測っても0.05以下の誤差なので合格かなと😊。
と、いうことでテンパータイヤ用の専用スペーサー完成しましたぁ🤗。