2021年12月16日木曜日

リアゲート改修 ver. 3.0 → 2.5 → 3.5 パネルボンドへ

 以前のブログ記事では塗装前で終わっていたリアゲート大改修(ver.2.0)でしたが、その後面出しを行い仮の下地黒を塗って様子を見た結果、中央のドアハンドルのスムーズした部分のFRPのヒケなのか、塗装数日後に起きる面の隆起が出てしまいました。ドアハンドル周りがイビツに隆起しているデザインの為、面出しする際にFRPの層を削り込んでFRPの繋がりが切れてしまったことに起因するかなと思います。あとは凹みを埋めた部分にさらに裏側からFRPを盛ったため、厚みの差からそちらに引っ張られており、温度変化によってFRPが変形してしまうのかもしれません。が、まぁ素人なのでその辺の原因はわかりませんし、考えても仕方ないので、結果から判断し、次のバージョンに移行することにしました。

で、じゃあどうするかと・・・FRPの層(膜)を途切れらせなければいいんだよなぁ、かつ下地に影響受けにくいつくりにしたいなぁ・・・という事で、ドアハンドル部の穴埋めは出来ているので、ver. 3.0は『FRPによるフルカバー化』で行くことに。(実は鉄板とFRPの相性からver. 2.0の時点でこれにしようかとは思っていましたが、ウィンドウ下端部分の所の作りが面倒だという事で断念してました。)

軽く慣らしてwaxをかけ、ウィンドウの下端部はアルミなどの保護用に貼るフィルムを貼ってマスキングとしました。


早速、4プライ。今回は中目のクロスでエポキシ樹脂を塗り込んだのちに、余分をしごき落として作成。


で、ですね。塗り終わりまでは良かったんですが、フィルムの粘着が弱く、FRPに引っ張られて浮きが・・・。
という事で少なくとも上側は今後の作業の面倒くささと相殺して考え、辞めに。
かつ、全面カバーでないなら今回の作業は意味がないのでver. 3.0フルカバー化はあっけなく終了しました。

FRPを剥がす際、一緒にワイパーのスムージングをしたパテも一部持っていかれてしまったし、下地黒を塗った時点でウレタンクリアを完全排除しておいた方が良いのが明らかになったので、ウィンドウの下端のすぐ下部分はできるだけ上の方まで地を出し、再パテ盛り。
ドアハンドルのスムージングは下地の鉄板をいじめまくって凹ませ、FRPだけでのつながりを確保する形で補修することにしました。ショ~~~~ジキ、もういい加減やめようかな~って思いましたが、どうにかこうにか気持ちを立て直してって感じですねw。

で、FRPも硬化して確実にFRPのみでの表面が出来たので、良かった~、いけるな!と思った矢先、FRPの端部(上側)に浮きが・・・。部分改修も考えたが、やはりプライマーをちゃんとしないとFRPと鉄板じゃダメなのね。って事で、全剥き+ドアハンドル周りの出っ張りのゴミデザインが癪に触って仕方ないので殴り+埋めたFRPの剥がしが面倒なので丸々カット。↓↓↓↓↓↓↓↓

やはりプライマーナシは駄目でした~。くっついてるとこもあったけど、紫外線硬化タイプのプライマーを使っているところはしっかり食いついているけど、直にFRPのとこは、くっついてる所もあるけどやはりツキは良くないなと。

にしても・・・ここまでしてしまうともう本当に辞めるしかないなぁ~と。ただ、リアゲートを以前のに入れ替えるのもめんどくさいよな~と。

そこでふとver. 3.0カバーの下側をあてがってみる

部分カバーにはなるが端部の処理が綺麗に出来て、接着がうまく行けば使えるなこれ!!。と。

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・・・・・・・・・・・・・・
thinking time
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😲😲😲😲
あ、『パネルボンド』!ってあったよな!
あれってどうなんだ!?
で、調べた結果・・・
イケルねこれきっと。という事で早速手配。
接着能力が高いのは触れ込みや車系YTerのおかげで納得できたが、硬化後の感触が知りたかったので、試しに爪楊枝ですくった量で練って固まらせてみた。↓
24時間以上放置後確認。
弾力が無いわけではないけど、かなりしっかり硬いと思うし、爪でがりがりしても表面が少しあれるくらいでやはり強い。これは確かにタフそうだ。ただ、FRPの上側端部のところはパネルボンドの上にしっかりパテで覆ってあげないといけないんだろうな?。ま、確実にって事で、目立つ部分のつなぎ部分はそうしよう。

ってなわけで、パネルボンドでならイケル!と確信できた(今のところは&自分自身がちゃんとやればw)ので、早速その方向での改修に移行します。
ボンドを塗ったのちの固定具なども手配し、シミュレーションw。
あとは上下の真ん中にガムテをぐるっと巻くかな。

あ、それと、今回からウス付けパテにこれを使ってみることにしました。
まぁ、なんかいい感じです。塗装の吸い込みが少ないとか何とか。

さ、そしてパネルボンドでカバーを貼る用の下地作りですが・・・
軽量化と無駄にボンドを塗らなくて済むようにカット。そしてほぼ全剥状態に。
あ~~~~~スッキリした~。

次はいよいよパネルボンドでカバーを貼っていきますので、お楽しみに。

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