2021年4月4日日曜日

サイドスプリッター フィッティング編

 前回、ザックリとショルダー部のディティールと全体の厚み調整を行ったサイドスプリッターでしたが、その後スをタルクエポでスを埋め、週末を待ってました。


FRPでの形状詰めはいつでもサクサクできますが、やはり一番の肝はフィッティングですからね!。特にサイドに関してはほぼほぼ汎用品なので取り付けに関する保証等は何もないです。

本格的に作業が出来る週末に、早速サイドスカート周りを確認します。見て見ると樹脂の留め具が付いていたので外していきました。樹脂ね~。軽いのはいいけどさぁ~・・・・って感じではありますw。


留め具を全部外して試しに剥がしを試すとすんなりパキパキとサイドスカートが簡っ単に外れてしまいました。

サイドスカートを嵌めているブラケットをスライドさせて外すと・・・
干渉部が塗装が剥げてサビてますね。旧車なんかだと大概この辺が腐れてきたりしますが、ここはやはり水はけ的にそういう場所なんですかね~。

ま、錆を落として

タッチペンしときましょう。

さ、次々!
でまぁ、取り付けをどうするかですが・・・。
当初サイドスカートへ ブラインドナットを打ち込んで取り付けをしようと思っていたのですが、サイドスカートとシャーシが密接しており、内部にブラインドナットが入るスペースがない事、サイドスカートに被さる様にアンダーカバーが付いている事から、その方法ではフィッティングも宜しくないため無理と判断しました。
思案しながら、ふと見ると樹脂留め具のキャッチャーの前or後ろに穴が開いてました。
サイドシルの水抜き用なのか、サイドスカートのその部分にもわざわざテーパーの付いた穴が開いており、そこを通り抜けてアンダーカバーに水が到達するのでしょうが、アンダーカバーには水が流れるための通り道的なものもありました。なので自分としては水抜きと判断。(もしかしたらMスポ用のMパのスプリッターを付ける用の穴か!?とかも思ったり・・・)
M6のブラインドナットを嵌めてみると規定の下穴よりは緩そうだが問題なくいけそうだったので、ここを取り付けの穴に確定!。ジャンジャン ブラインドナットを打ち込んでいきます。

もちろん水抜きの穴はそれはそれで欲しいので、もとの穴よりは小さいですが脇に穴を追加し、タッチペン。内部側にもこそぎ落とすように塗料をぶち込んでおきました。
ま、サビたらサビたでで!。そんな長くはきっと乗らないしね(どうだろ?w)。
ままま、OK。

シャーシ↓サイドスカート↓アンダーカバーの順で付き、もともとの水抜き穴は止め穴にしてしまったのでサイドスカートの方も追加した水抜き穴に対応した逃げを付けてあげました。(じゃないと結局サイドスカートで塞いで終わっちゃうのでw。)
この辺はまぁ抜けてくれりゃなんでも良いです。

こんなときしか掃除できないのでザックリと掃除。

そしてサイドスカートとスプリッターを付けて仮組み完了!
ふむふむ。良い感じになりそうだ。

で、ここまでが土曜日の作業。


明けて日曜日、右側も同じように仕上げます。
はい。こっちも干渉部の塗装が逝ってます。こっちは下地は生きてたようで錆までは出ていなかった。
こちらもタッチペンしときましょう。

ちょっと問題発生。
このブラケット類、特に確認せず何となく『クン』ってスライドさせたら外れたので、左側は気にしていなかったんだけど・・・。
後端部は特にそれで問題なく外れたが、一番前方のを外したときにポロっと破片が・・・
ありゃ?と思って確認したら中央のも折れかけていた。(なので自分でもぎましたw)。
ありゃりゃ、ちゃんと確認しよっ!ってw。

下画像に示した部分。ここがストッパーになってましたw。
わざわざ指で引っ張る様にちゃんと作ってあるし・・・。(アホすぎでした。)
後端のブラケットはクンスライドで壊れず特に問題なしでしたが前方2つは逝きました。
左側は破片等が出てきたり、折れるような音はせず結構簡単に外れたので恐らく後端のと同様に折れなかったッぽいです。

一応抜け止め用に手持ちのクリップを設置しておきました。
これでクリップが穴に当たって抜けませんので、問題はないですね。

右側は特に考える必要もなく、決められたことをやるだけなので早いです。
こんな感じでブラインドナットが並びます。

サイドスカートの既存の水抜き穴位置を利用するので、サイドスカートとスプリッターがあれば穴位置決めに苦労することも特になく、スプリッターの穴空けが出来ます。
こちらもサイドスカートに水抜き穴用の逃げを追加し、掃除しました。

そして右側も仮組み完了です。👍

さぁ、これで一番大変なフィッティングが完結したぁ~!。
無事に良い感じで付けることができるので良かったぁ。

後はぼちぼち暇見てス消しとディティール調整だなと。

あ、そうそうフロントとリアのスプリッターの取り付けですが、ひ弱な樹脂バンパーに直タッピングとかは避けたいのでブラインドナットを手配していました。
が、樹脂で試したところ、フランジが狭い事、潰されてできる圧着部のフランジ面も狭い事から、想像はしていましたが樹脂が変形し、まともには使えませんでした。ブラインド側にワッシャーを入れても、表側のフランジ面も狭いのでそちらが食い込んでしまい。穴径を広げる方向の力が周囲の変形を起こさせてしまう結果に。
両方にワッシャーを入れると挟む部分の厚み的に完全にNGな感じとなり・・・
PPのバンパーには無理と判断しました。
ってかフランジ狭すぎ・・・手配する段階で不安ではあったが、やはり硬い樹脂でない限り今後樹脂系には使わないな。バンパーとかみたいに薄くて柔い樹脂には完全に無理だと思います。一見止まったように見えても、カシメ部がいつ手前に抜けてくるか判らないくらいの付き方しかしないので、もし検討されている方がいたらやめておいて方が良いかと思います。

今週はこれにて作業終了。
また明日からお仕事がんばるぞ~!。



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