2021年5月23日日曜日

こもり音対策 新たなフェーズへ!

 排気効率を中間で少し下げたくらいでは、完全にコモリを解消するまでには至らないため、新たなるチャレンジを始めます!。

まずはまたまたマフラーを取外します。今まで装着していたアイテムは今後の仕様では不要になるので、残念ながら恐らくゴミ行きです。


で、どうするか?と、言うと・・・
いわゆる『アクティブサイレンサー』的なものをジョイント部に入れることにしました。
ただ、内径φ62mmの所に入れるので既存の物を改変して入れることが出来ないため、『無いものは作る!』って事で、今回は段階を踏んで作っていきます。
早速、余材のジュラルミンでホルダーの部分を作ります。

↓最終的には中央の穴の周りに追加の抜け穴を付けますが、今回はまずここまでにして一旦入れ込んで、吹け具合、ピックアップのレスポンス、音の変化等を確認します。

↓こんな感じでハマります。

で、ここまでが土曜日の作業。スプリングはすぐ手に入るステンレスの既製品ではあまり選択肢が無いので、バネレートが高すぎますが、ま、それは後で加工します。

明けて日曜日、ジョイントに取り付ける用の加工をしていきます。
こういった地味な作業は楽しいですw。

ジョイントのパイプの外径から飛び出してはいけないので、タップ穴周囲を面取りしておき、飛び出し量を1.5mm以下にしておきます。

ジョイント側にも面取りした大きめの穴を空け、固定します。
ちなみにこのネジですがマフラーに取り付けてしまえば、緩んでも抜けないためそういった心配をしなくて良い構成になります。ゆるんだらカタカタ言うかも?くらいですね。

今回はこの状態で車体に取り付け、試走して確認をします。
・こもり音がなくなればオイシイ
・ふけが悪ければやはり周囲に穴を追加し可変機構にする必要あり
・こもり音が変わらずの場合は、今後作成する予定のインナーの径を絞り目に作る?
等々。
で、その後走行確認した結果・・・
・ピックアップのレスポンスはかなり良い。(ラムダセンサー交換後、やはり良いってのもありますね。)
・高回転までしっかり回るがブーストのかかりが0.1程度落ちた。と思いきや、その後、改めて走行した結果普通に1.2かかってたのでマックスブーストの低下は無い様(そりゃそうだよね、その程度の圧ならきっとアクチュアエーターが開くまでしっかり圧が上がるだろうから)。かかり始めとかには違いがあるだろうけど、ピックアップは非常に良いのでまぁ問題ないかな。。ただ、やはり少し上の方での排気効率が低下していると思われるので、追加穴と可変機構は必要。
・こもり音は特に大きな変化は感じられない。いや、まぁ我慢できないほどではない感じが継続。エンジンが温まってない(水温が100度近辺まで行ってない)時は全然静かなんだけどな~。やはり燃焼効率とかを加味したCPUの制御によってってのもあるのかなぁ~?

ってところでした。
なので今後の方針的には・・・
・下のレスポンスは本当に良くて気に入ったので、コモリ音は置いておいて可変機構を付けて上の排気効率を上げるのがやはり良さそう。
・こもり音については、そもそももうこもり音というより単にマフラーから出てる音がその周波数というか、特定の燃焼状態のときにでかくて、その音が消せないアホサイレンサーということで諦めた方が良さそう。(しょぼいマフラー買っちまったなー感が半端じゃないですw。空ぶかし状態での音量とかEマークとか全然意味ないなと・・・)
後悔以外何もないマフラーだったな~。やはりコスト重視でレムス買ってそこから自分で4本出し化を考えた方が良かった。

ま、もうこもり音に関しては、『インナーで少し径が小さくなって、もし少しでもましになればいいな』くらいで完全に諦めるかな。

とりあえず、現状の絞りの良い点と高回転での排気効率アップという事で・・・、やはり、『オリジナルアクティブバッフル』の制作に進みます。
まずはスプリングのバネレートを下げる必要がありますね。

地道に削ってこの通りに↓。右が既製品、左が加工後のもの。2本セットの物だったので比較出来てgood。

加工なし↓
かなり硬いです。

加工後↓
アペックスのアクティブサイレンサーの動画やそのスプリングを変えたりしている動画などを見て、概ねどの程度の感じが自分の車のそれに合うかをイメージして決めました。ド素人のカンで決めてはいますが、入れて見ない事には何ともですね。
コンセプトとしてはバネレートは低めにし、解放のタイミングはプリロードで決めるかな、という感じです。既に機構は頭の中でほぼ出来上がっているので、あとはインナーの素材の到着を待って来週末にインナーを作る予定です。

という事で、結論としてはBM3で燃調とかが変わったりしているせいもあるかもしれませんが、アイゼンマンのマフラーでは特定状態でのボーボー音は消せないと判断することにしました。車内のこもり感ってか窓開けた時のマフラーからの音自体が単にデカいので😓、もうどうしょ~もないかなと。ここからはもう性能面で、下を生かして、上を殺さない様な仕上げをしていこうと思います。

・・・・って、何故か、性能面を求める様になってしまったし・・・。
どうなる事やらw。



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