2021年12月27日月曜日

リアゲート改修 Ver.3.5 中間報告

 ざっくりとの面出しが出来たので、#80の目消しも兼ねて薄付けパテを全面塗り(使い方・・・違うと思うw)!。


均して行くと・・・FRPの高い所がまだあり、均したことによりスが出てきてしまった。


でもまぁボンドの接着部分はしっかりキープされているので、削ってパテで埋めちゃえば問題なし!。


そんなことをやりつつ、目消し+第二段階の面出し(まだ緩ーいうねりがチラホラある)が完了。

年末の仕事の絡みで車を使わないといけないので、まだまだ慣らし不足だし、スの埋め等も完全には終わっていないが、一旦サフ入れ、錆を防げれば良いだけのバラぶき仕上げ。

確かに新たに使ってみたパテはFRPとサフの吸い込みの差が少ない感じ?

車両に付けて経理業務に出動。
そして明日は飯田橋の事務所へ!。この状態で飯田橋に行くのは少々恥ずかしいが、まぁ、サフが吹いてあるだけ良いでしょう?w。

というわけで、パネルボンドは文句なしに良いですね。もっと早くこの実力に気付いていれば・・・。ま、あとはボチボチ面出ししつつ年明けに塗装したら、今回は完全に完結できると思う。パネルボンドに感謝😊





2021年12月24日金曜日

Merry ChristmaSports ブレーキ 始めました!

 というわけで、いよいよM-Sportsキャリパーのインストールをします!。

ebayにて手ごろで状態の良いものをポチりましたが思いのほか早く到着しました。

イブにこんな物が届くなんて素敵ですね。自分へのクリスマスプレゼントという事で。


開封!

結構ちゃんと梱包してあるね👍

物自体も問題なし!

からの
全てのキャリパーでブリーディングのボルトが開きっぱでオイル漏れ。
キャリパーにももちろん付着。パッド付とか意味ないわこれじゃ(ま、パッドは要らないからいいけどさぁ)
あ~~、ガサツな連中ってや~ね~って思いますw。

さすがにフルードが付いた状態で置いておくわけにはいかないので、リアゲートの作業は後回しにして軽く掃除を。
必要工具はあるので、パッドを外します。

ブレーキダストが強烈なのでアルカリ系洗剤で洗ってみました。

地が出ているところに付いたブレーキダストは落ち切らないが、概ね綺麗になったので良し!

リアも綺麗に洗って掃除完了。

とりあえず、ローター、パッド、ブレーキホース、バックプレートはフロントリア共注文済み。ただ・・・、ブルーメタリックは好きじゃないので、簡単簡易手抜き上塗りでガンメタにする予定。できれば足付けもしたくないし、塗装の剥離なんて考えてもいないです。(でかいのでめんどくさすぎるw。)

そして塗料を吹き付けたいのでガンも買ってみた。
小さく地味に使いたいので小さいものを手配、タミヤのトリガー式のエアブラシでも良いかと思っていたくらいなので、これ(0.8)でも自分的には吹け過ぎかも?。(0.5にした方が良かったかな?でも場合によってはリアゲートのクリアくらいは塗ってみたい気もするので・・・良いかな。)

という感じで、部品を待ちつつM-Sports ブレーキ流用、進めます。


2021年12月23日木曜日

【3M】オートミックス パネルボンドを使ってみた part 2

 土曜にボンディング?wしたリアゲートでしたが、その後確実に乾燥させるために日曜はそのまま放置し月曜にガムテープを剥ぎました。


下側はしっかりと圧着出来ていたようでガッチガチに着いています。

上側は圧が足りずボンドを押し切れず結構ボンドの厚み分浮いてます。

ボンドが付いているところはかなりの接着、保持力を感じますので確かにこれなら剥がれることはなさそうで安心しました。

その後軽く均しつつ、上側の浮きを削ってスが出来たところに再度ボンドを流し込み、パテ盛りしていい部分に、初めて使うパテを試してみた。


某有名車DIY系Yterさんの使ってるセットを真似てみましたw。

このパテ↓がそれ。


その後、凹面上部と中央部全体にパテを盛り軽く均し、再度凹んでいるところにパテ盛り。

それとガラス下端の部分は錆防止の為、サフを吹きました。

FRP上端の部分の面構成を新たに作る感じとなるのでそこそこ面倒だが・・・、
このパテがなかなか秀逸(ファイバー入りで軽く、削り味も軽いし、硬化も良い)ので、いける気がしてきました。

ボンドがかなり強烈なので、もうFRPが浮くようなことはないと思うので、安心してパテでの成形だけに集中できるし、あとは面さえ出せれば間違いなく後のトラブルは避けられそうなので良かった。

ま、しいて言うなら・・・恐らくボンドを無駄に使い過ぎたねw。
この信頼からすれば決して高くない商品ではあるが、財布にやさしい値段ではないのでね。私の様に錆防止のために鉄板全部に塗ってからの、さらに接着する部分により多く盛る!なんて無茶苦茶なやり方はせず、うまく使いましょう!。

とりあえず【3M】のパネルボンディングは『うわさに違わぬ凄いヤツ!』でした👍。

2021年12月19日日曜日

【3M】オートミックス パネルボンドを使ってみた

 ズバンっ!

ということで、既にハッ付け終わってますが・・・。
地が出てる所には全面塗りしてFRP側にも要所にボンドを塗り接着。ボンドは惜しみなく1.5本分使いましたw。作業時に携帯を持ていなかったため画像は翌日の物。気温が低くボンドの伸びも悪いため圧着があまく、上の方は結構厚くボンドが残り段差が出来てる・・・。ま、とりあえずのベースとして、あとは削りとパテで頑張るか?。土曜にボンドを塗ったが気温が低いので2~3日は放置して完全硬化させようかなと思ってます。圧着の固定も結局ガムテープの方が良い感じだったので画像の通り、周囲をべたべたに貼りまくりました。あとは硬化してからの戦いという事で。

↓このパネルボンドですが、ミキシングノズルを通して押し出すのはパワーが要るので押し出すためのガン(ディスペンサー)が必要になります。
ただ、専用の物は異常なくらい高価なので購入する気は全く起こりませんでしたw。
(このボンド自体結構な値段するしね。)
それと、自作している人もいるようですが・・・自分的にはそれは面倒だしうまく行くかもわからないし、仕上がりかっこ悪いしで、『ならヘラでこねて塗るわ」って感じで・・・。

ここで耳寄りな情報です。
モノタロウさんで扱っている【EVERCOAT】製のディスペンサーが使えるんじゃないか?と思い。試しに購入してみました。商品画像では押し出し部分の径の差異があるのか無いのかわかりませんでしたが、その辺は小加工で付くようにできそうだったので。
すると・・・

問題なくインストール完了!。
しかもちゃんと左右の径の違いもマッチしてました。

このディスペンサーを使い、押し出しも問題なくできました(気温が低くボンドが硬いので、大量に押し出すのには握力がかなり必要できつかったですが)。
価格も税込み1万円弱なので、頻繁につかうのでなければ3M推奨の物よりお薦めかと思いました。参考にどうぞ~。

2021年12月17日金曜日

【SK11】ショートエアインパクトレンチ (SIW-1600SH)使ってみたよ!。

いやぁ~~~、せっかくコンプレッサーを手に入れたのだからエアツールが欲しいよね。

ちょうどシーズンも真冬に突入するので、カミさんの車のスタッドレスへの入れ替えをサクサク済ませる!という事で、エアツールとしてはド定番のインパクトを購入することに。
プロじゃないし価格が安くて見栄えも悪くなく、かつコンパクトなのが良いな!。という事でSK11のシュートタイプのものをポチリました。

ただ、ポチった後に『実際に使って非力だったらどうしよう』とか、『でかい方にしておいた方が良かったかなぁ?でもデカいやつは重いし、やっぱでかいしな~』、『TONEのコンパクトなヤツが良いが高いしな~』と。
そんな不安な気持ちも抱えつつ、現物が届いたので早速確認をしてみました。
実際のところどうだったのかは下の動画にて!。



結論から言っちゃうと・・・

自分の使う頻度からすれば『必要充分以上』の大満足な買い物になりました。

むしろBOSCHのバッテリーインパクトの方の使い道が・・・。

ま、とりあえずいい買い物できたという事で!。

2021年12月16日木曜日

リアゲート改修 ver. 3.0 → 2.5 → 3.5 パネルボンドへ

 以前のブログ記事では塗装前で終わっていたリアゲート大改修(ver.2.0)でしたが、その後面出しを行い仮の下地黒を塗って様子を見た結果、中央のドアハンドルのスムーズした部分のFRPのヒケなのか、塗装数日後に起きる面の隆起が出てしまいました。ドアハンドル周りがイビツに隆起しているデザインの為、面出しする際にFRPの層を削り込んでFRPの繋がりが切れてしまったことに起因するかなと思います。あとは凹みを埋めた部分にさらに裏側からFRPを盛ったため、厚みの差からそちらに引っ張られており、温度変化によってFRPが変形してしまうのかもしれません。が、まぁ素人なのでその辺の原因はわかりませんし、考えても仕方ないので、結果から判断し、次のバージョンに移行することにしました。

で、じゃあどうするかと・・・FRPの層(膜)を途切れらせなければいいんだよなぁ、かつ下地に影響受けにくいつくりにしたいなぁ・・・という事で、ドアハンドル部の穴埋めは出来ているので、ver. 3.0は『FRPによるフルカバー化』で行くことに。(実は鉄板とFRPの相性からver. 2.0の時点でこれにしようかとは思っていましたが、ウィンドウ下端部分の所の作りが面倒だという事で断念してました。)

軽く慣らしてwaxをかけ、ウィンドウの下端部はアルミなどの保護用に貼るフィルムを貼ってマスキングとしました。


早速、4プライ。今回は中目のクロスでエポキシ樹脂を塗り込んだのちに、余分をしごき落として作成。


で、ですね。塗り終わりまでは良かったんですが、フィルムの粘着が弱く、FRPに引っ張られて浮きが・・・。
という事で少なくとも上側は今後の作業の面倒くささと相殺して考え、辞めに。
かつ、全面カバーでないなら今回の作業は意味がないのでver. 3.0フルカバー化はあっけなく終了しました。

FRPを剥がす際、一緒にワイパーのスムージングをしたパテも一部持っていかれてしまったし、下地黒を塗った時点でウレタンクリアを完全排除しておいた方が良いのが明らかになったので、ウィンドウの下端のすぐ下部分はできるだけ上の方まで地を出し、再パテ盛り。
ドアハンドルのスムージングは下地の鉄板をいじめまくって凹ませ、FRPだけでのつながりを確保する形で補修することにしました。ショ~~~~ジキ、もういい加減やめようかな~って思いましたが、どうにかこうにか気持ちを立て直してって感じですねw。

で、FRPも硬化して確実にFRPのみでの表面が出来たので、良かった~、いけるな!と思った矢先、FRPの端部(上側)に浮きが・・・。部分改修も考えたが、やはりプライマーをちゃんとしないとFRPと鉄板じゃダメなのね。って事で、全剥き+ドアハンドル周りの出っ張りのゴミデザインが癪に触って仕方ないので殴り+埋めたFRPの剥がしが面倒なので丸々カット。↓↓↓↓↓↓↓↓

やはりプライマーナシは駄目でした~。くっついてるとこもあったけど、紫外線硬化タイプのプライマーを使っているところはしっかり食いついているけど、直にFRPのとこは、くっついてる所もあるけどやはりツキは良くないなと。

にしても・・・ここまでしてしまうともう本当に辞めるしかないなぁ~と。ただ、リアゲートを以前のに入れ替えるのもめんどくさいよな~と。

そこでふとver. 3.0カバーの下側をあてがってみる

部分カバーにはなるが端部の処理が綺麗に出来て、接着がうまく行けば使えるなこれ!!。と。

・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
thinking time
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

😲😲😲😲
あ、『パネルボンド』!ってあったよな!
あれってどうなんだ!?
で、調べた結果・・・
イケルねこれきっと。という事で早速手配。
接着能力が高いのは触れ込みや車系YTerのおかげで納得できたが、硬化後の感触が知りたかったので、試しに爪楊枝ですくった量で練って固まらせてみた。↓
24時間以上放置後確認。
弾力が無いわけではないけど、かなりしっかり硬いと思うし、爪でがりがりしても表面が少しあれるくらいでやはり強い。これは確かにタフそうだ。ただ、FRPの上側端部のところはパネルボンドの上にしっかりパテで覆ってあげないといけないんだろうな?。ま、確実にって事で、目立つ部分のつなぎ部分はそうしよう。

ってなわけで、パネルボンドでならイケル!と確信できた(今のところは&自分自身がちゃんとやればw)ので、早速その方向での改修に移行します。
ボンドを塗ったのちの固定具なども手配し、シミュレーションw。
あとは上下の真ん中にガムテをぐるっと巻くかな。

あ、それと、今回からウス付けパテにこれを使ってみることにしました。
まぁ、なんかいい感じです。塗装の吸い込みが少ないとか何とか。

さ、そしてパネルボンドでカバーを貼る用の下地作りですが・・・
軽量化と無駄にボンドを塗らなくて済むようにカット。そしてほぼ全剥状態に。
あ~~~~~スッキリした~。

次はいよいよパネルボンドでカバーを貼っていきますので、お楽しみに。

2021年11月28日日曜日

BMW F20 116iにLSDを入れる!(その2)

その1ではLSDを何にするか?や、自分でデフを換装する為のツールの紹介をしてきましたが、いよいよ交換について、実際の自分の作業内容を紹介しながらまとめたいと思います。

あくまでも素人作業なのでその点はあらかじめご了承ください。

・↓届いたLSD入りのデフケース一式。交換時に必要なロックリングもショップさんが同梱しておいてくれました。感謝。


・↓別で注文しておいた専用デフオイル。結局1L缶一本で充分でした。


・揃うものがそろったら・・・まずはジャッキアップ!ですよね。

我が家の駐車スペースは前後、左右で両方傾斜しているため、オイル充填に備え水平にするのがとても大変で、実は一番面倒で憂鬱な作業かもw。

どうにかこうにか調整しつつ車体を水平にセットアップ完了!。
もちろん傾斜地での作業なんてもってのほかというところですし、自分も過去にそれで痛い目にもあってますので、セットアップ後にガッツリ車体を揺さぶって、動かないか?など確認して完了としています。特に今回は車体を上げたまま後輪を回転させたいのでこの点はしっかりやってますのでご安心を。
実際に上げられた状態でオープンデフ具合を確認してみた動画。↓
スーパーロックLSDに交換後はもちろん手で片輪を止められませんでした。

・で、早速マフラーなど邪魔なものを外します。社外マフラーにしているのでマフラーは本当にあっという間に外せちゃいますね。画像はリアエンドを外しただけの状態ですが、センターパイプ等も外していきます。プロペラシャフトのセンターベアリング部も外すので遮熱板も外しておきます。

・で、ですね。気になっていた『ドライブシャフトの抜き』を確認したかったのでその辺を見てみます。
ロアアームなどを外して、ドライブシャフトを抜く逃げ量を確保しないと無理か?と思っていましたので、とにかくまずは確認ですね。(なるべくなら足回りは手を付けたくない)で、どのくらい逃げられるかなとドライブシャフトを動かしてみると・・・確認動画↓

・なのでこんな工具で右側をちょっとコジってみると・・・
↓即抜け、驚くほど簡単にw。あっけなく、拍子抜け、いとも簡単に、というところでしょうかw。

・なぜか左の方が少し抜けにくかったですがそれでもバールで簡単に外れました。動画↓。
バールにて
プラスチックのカバーは再利用するので、リスキーな方法ではありましたが、それが割れるほどの力などは加わらずに取れるので良かったです。このプラスチックのパーツも別途用意しておけば、この外し方でなんの心配もいらないでしょうね。

・左右のドライブシャフト勘合が抜け、デフを下げて行けば、アーム類を外さなくともドライブシャフトは抜けそうなので、プロペラシャフトの接続ボルトを外し、センターベアリングの取り付け部も外して、プロペラシャフトを脱落させます。この辺もすんなりいくかどうか、経験値がないので不安でしたが余裕でサックリ抜けたので一安心。

・デフケースを外します。
ボルト類はまあまあ硬めに付いていますが、バランサー付きの奥のボルトナットも、ラチェット+エクステンション、バランサー側はスパナ固定することで特に問題なく外せます。
ここでバイクジャッキが活きます!。というかこれが無かったらかなり大変だったと思います。

・バイクジャッキを活用しデフケースを下に移動し角度などをずらして、左のドライブシャフト→右のドライブシャフトの順(自分はなりいき的にそうしたというだけです。)で抜き
、バイクジャッキを移動してデフケースを車体下から移動してデフケースの取り外しが完了。ドライブシャフトを抜き切る際にシール等に傷をつけないようにだけ注意しましょう。
まぁ~~~~、思っていたよりものすごく簡単、簡単も簡単で逆に何か問題がないかと不安になる!?ってくらい簡単w。こんなん設備と工具があったら瞬殺やなと。

・外したデフ↓。特に何もなし。普通において置く分にはオイルが出てくることもないので、そのまま保管して、手放すときはこのまま戻して、LSD入りのデフケースだけ売りに出すかな?
それにしても、我ながらバイクジャッキを手配したのと、それが転がる+ロック出来るようにしておいたのは秀逸だったなとw。

・ドライブシャフトのロックリングの新旧比較↓
やはり向かって左の『旧』はクセが付いてますね。

・さ、じゃじゃじゃ、スーパーロックLSD入りのケースを入れていきます。
お!、自分のセットアップの高さとバイクジャッキの高さの相性がまたなんとも。(めちゃピンぼけですみません。)

・外したのと逆の手順で、慎重にドライブシャフトを挿入し、組み込んでいくのですが、一点気になっていたドライブシャフトの勘合。
・・・プラハンを当てて、それを別の重めのハンマーでコツコツ丁寧に対角で叩いてあげることで無事に勘合完了。ここも思っていたよりすんなりいって良かった~。ただし・・・スプラインが合っていないのに叩いてしまうような事の無いように注意しましょう。合っていないときはエンジンをかけ、少しプロペラシャフトを動かしてデフを回転させるなどし、サイドブレーキを解除してスプラインを合わせましょう。無理なくはいればOK。
なお、エンジンをかける際はニュートラルであっても駆動系への動力が少しつながっており、プロペラシャフトが回るので、エンジンをかける際はくれぐれも各部の取り付け状態等、回っても問題ないことを確認しましょう。あ、そうそう、ちなみにマフラーが付いていいないので触媒後直管状態ですが、自分の場合はコールドスタートも切ってますし、『ド直管!』的な音量でも音質でもなく、かなり静かな印象でとてもマフラーがない状態とは思えませんでした。ので、その点は都合が良かったなと。


・駆動系の付け戻しが終わったらオイルを入れます。
モノタロウで手配したポンプが良い感じに使えました。1L弱入るので、一回の充填で足りました。ケースも小さいのでオイルは1L要りませんでしたが、なんとなく溢れてからもグイッとひと押し余分に入れて、漏れ出てくるところを無理やりドレンボルトでふさぎ、ボルトを締め付けました。


・プロペラシャフトのボルトとドレンボルトを締め付けるのに、ちょうどよいトルクレンチが無かったので、今回新たにトルクレンチも手配。見た目+使いやすさで今回はSK-11の物にしてみました。両回し対応してるのも。このトルクレンチの魅力です。
で、オイルも入ったらまたエンジンを始動してDレンジで空転させ、各部に異常がないかを目視で確認+異音などがないかを確認しデフの換装は無事完了。


・マフラー等を元に戻し、問題がないかを確認するために試走。問題なし!。


あとは・・・
OS技研さんによると100km程度普通に街中を走行して金属の表面を均せばOK!という事なのでその辺をしていこうと思います。
少々コナー中に踏んでみたところ・・・、軽く滑りつつ確実にトラクションがかかって推してくれました。ドリフトとかをするわけではないですが、軽くアクセルターンやパワースライドはさせたいと思ってのインストールでした。恐らくそのレベルは難なくこなしてくれる印象です。
そして気になる『バキバキ音』ですが、普通に狭い路地で90度の右左折をしても発生しませんし、駐車場でのスイッチターン等でも恐らくしていないと思います。ほぼほぼ『皆無』ってやつかと思います。家の前で駐車する際に向きを180度変えるのにスイッチしたときに、もしかしたらそれかな?と思う音がしたようなしないような・・・くらいな感じでした。
『バキバキ音がするようなボロクサイLSDなんて、恥ずかしくて付けられない!』って思っている方にはぴったりのLSDかと思います。
それでも、中央分離帯をはさんでのUターン時などはしっかりと内輪がシュシュシュシュいってロックしているのがわかるので、とっても嬉しいですね。
機械式LSDの経験値なんてゼロでしたが、LSDはOS技研の物が絶対おすすめと感じました。

そして、自分がやったように、手配できるショップさんに組んでもらい、自分で換装することもできるので、『F20の116iにLSD入れたいけど・・・』って思っている人は是非参考にしてみてください。

かっくじつに最高の乗り味になると確信してますw。

2021年11月21日日曜日

BMW F20 116iにLSDを入れる!(その1)

 F20にお乗りの皆さんは、『駆け抜ける喜び』を感じつつも同時に物足りなさを感じてはいませんでしょうか?

そう、こんなに乗って楽しいFRのホットハッチにオープンデフという切なさ。と~っても、もったいないですよね。ですので、中古で購入当初より必ずインストールしようと思っていたLSDですが、価格、どんなLSDを入れるか、どこで入れるか、等いろいろ悩みインストールまで時間がかかりましたが、この度ようやく、完全に納得のいく形でインストールすることが出来ましたので、まとめたいと思います。興味のある方は参考にしてみてください。

◆ まずは、どんなLSDを入れるか?

・まず第一にF系のデフはリングギアが溶接されているので自分でLSDを単体で購入して、ばらして交換。という事が出来ません。ここがまずは第一関門です。

そして、興味を持って調べた方はわかるかもしれませんが、116iの場合は通常のラインナップとして普通に販売している物となると、クワイフ社のトルセンタイプのLSDくらいしかありません。当初はメンテナンス性からもこちらをebayでデフケースごと購入しインストールしようと思っていました。が、トルセンにしてはコストかかり過ぎるな~という事と、為替的に美味しくないタイミングだったのでやめに。コストかかり過ぎるな~と感じた一番の要因としては、やはりロック率の低さかなと。その程度のロック率に45万か~っていうね。で、デフケースの換装は自分でやらないといけないので・・・。

次に考えそうなのはM135用のMパのLSDですが、116iは恐らくケースサイズが小さく『Sサイズ』なのかなと、M135は『Mサイズ』かもしれない感じですし、どこを探しても実績も見当たらないので検討外に。効き自体もトルセンレベルなんだか実際にトルセンなんだか?な感じなので、まぁこちらも自分的にはコスト的にも魅力ゼロでしたね。そもそも電子制御しているM135とかM140でしか美味しく作動しない(そのへんは深く調べていないのでよくわかりません。すみません)気もしますし、初期で検討外になりましたねw。

じゃあ、という事でとにかくネットで探すわけですが、ショップで組んでもらうのが可能な物で有力な候補が以下の2つ。

・ATS カーボンLSD

こちらのショップに確認したところ、デフケースをF30系の物にすることで、専用のリングギアを使い、恐らくいけるとのこと。が、実績は無し。ただ、性能面的にはめちゃくちゃ魅力的です。

・OS技研 スーパーロックLSD

こちらは同じデフケースでの実績ありで、価格も満足だし有名ショップさんなので安心かなと。またLSDの性能的にも『スーパーロックLSD』が1番入れてみたかったので、とりあえず何を入れるかは『スーパーロックLSD』で確定しました。


◆次にどのように組むか?

問題はそのショップが近くにないという事です。そんな理由から二の足を踏んでいる方も多いのではと思います。自分の場合は、デフケースまるごとの換装が色々メリットも多いと考え、『中古のデフ』をケースごとショップに送り、LSDを組んでもらったケースを送り返してもらうという形で検討することにしました。それなら乗れない期間も発生しませんしね。

今回お願いしたショップさんはその辺も全て了承していただけ、電話とメールのみで対応いただく形になりましたが特に問題もなく、またとても丁寧に対応していただけましたので、自分の様にショップに行くのは難しいという人でも、自分でデフケースの換装が出来るのであればお勧めな方法かと思います。

もし自分で換装できないのであれば換装のみ近くのショップなり整備工場に依頼するのもありですね。

というわけで自分の場合は以下のような段取りで組むことにしました。

①オークションで程度の良い高年式よりのデフをケースごと購入。(必ずプロペラシャフトとの接続フランジが付いている状態の物を選ぶことが大事です、特に自分で換装するなら。)ショップさんに確認しておきそちらに直送するようにしました。

②ショップさんと味付けや設定について打ち合わせ。プロペラシャフトのフランジは必ず付けて組み上げてもらうようにお願いしておくとgood。

③LSDを組み込んだデフケースと、別途手配した専用デフオイルが届いたら自宅にてデフケースの換装。


◆以下、自分で換装するのに必要なものなど

・通常の整備で使う工具類、18mm、21mmのサイズはパワーを使うところなので、ソケットやメガネなど種類が充実している方が良いです。

・フロアジャッキ、ウマ。(この辺は書くまでもないですね。)

・特殊なところだと14mmのHEXレンチ。デフオイルの注入口のボルト様です。

・トルクレンチ。(デフオイルの注入口のボルトとプロペラシャフトの接続ボルトはしっかりトルク管理したいので。)

・バイク用ジャッキ。https://f20-custom.blogspot.com/2021/09/blog-post_26.htmlで紹介していますが、やはりこれはあってよかったです。フロアジャッキよりはるかに作業しやすいと思います。また、自分の環境では高さ的にも完全にマッチしていて、超効率良くデフケースを換装することが出来ました。

・バール等、アクスルシャフトのハマりを外す用の工具。

・デフオイルを注入するためのポンプ。

とりあえず、まず(その1)ではこんな感じで、近くにLSDを加工してくれるショップが無くても、車が乗れない期間を作りたくないという人でも、評判のいい『スーパーロックLSD』を入れることはできますよ!という事で。

実際の換装についてはまた別途まとめま~す。